JAZZな独り言





『更科ブログ』

最新情報や日々思ったことをチョコっと書いてます。
よろしかったら見に来て下さいね。

●この一枚…


ほろ酔い気分でお気に入りのレコードをラックの中から探す何にするかなぁ
ピアノ、サックス、トランペット、ベース、ドラムス?
えーいめんどくせー全部入ってるアレか

1953年5月・カナダ・トロント・マッセイホールでのライブ
『ジャズ・アット・マッセイホール』

ピアノ:バド・パウエル
アルトサックス:チャーリー・パーカー
トランペット:ディジー・ガレスピー
ベース:チャールス・ミンガス
ドラムス:マックス・ローチ

凄いメンバーだよヨダレが出るね…
こりゃ出来すぎだ。
でもあとにも先にもたった1回だけの顔合わせなんだよね
では一曲目(パーディッド)オープニングにさわしいこれぞジャズ…
スインギーでエキサイティングいつ聞いてもいいねぇー

『マックス・ローチ』のドラムスこのドラマーいつもいいなぁーと思うのは実に心地よいシンバリング切れがいい。
それだけで身体を揺すってしまうもちろんダイナミックなドラミングも何故か知的でバリエーションも豊かだ。

『チャーリー・パーカー』…この日、自分の楽器をもってこなかった一六銀行(質屋)眠っていたのである。街の古物商へ行きプラスチックのアルトサックスを借りて演奏したのだ。
でもオモチャみたいに聞こえないやっぱり技術なんだなぁ、ほとんどその場のヘッドアレンジで文字通りぶっつけ本番の演奏だ。
細く早い! パッセージもコロコロところがしバリバリ弾きまくるブラボー。

『ディジー・カレスピー』この人のジャズ界きってのお祭り男のトランペッターとにかく陽気なんだ、二曲目のソルトピーナッツ「ソルトピーナッツ!! ソルトピーナッツ!!」と叫んでいるのがこの人。
人柄がよく現れている陽気で暖かい憎めないんだ。
 それと曲も多く作っている超高音域もいとも簡単に頬をめいっぱいふくらませ出してしまう、やっぱスゲー。

『バド・パウエル』この人もスゲーぞ、6才くらいにはもうバルトークやショパンを弾いていたそうだ。
ジャズマン皆が想像力豊かでまさに変幻自在のアドリブを展開する。
で、そのアドリブもそのときの会場や聴衆の雰囲気で変えると言うこと。
だから毎回一緒の音が出ないそうだ。
まーこのパウエルと言う人10本の指からファンタジックに華麗に音をつむぎ出す。まるでメルヘンの世界へ行った気分になったりする、スゴイ…。

さて最後に『チャールス・ミンガス』彼はこの日(マッセイホール)に出る予定がなかった。
オスカー・ペティフォードと言うベースメンが参加する予定だったがペティフォードが怪我をして出られなくなって代役としてミンガスが参加した。
 ミンガスは巨体でベースが小さく見えるくらいだ。
彼は人種問題や社会問題へも積極的に参加し骨太なベースメンだ。
黒人差別を告発するフォーバスちじの寓話なども作曲する。
 彼らはいつも怒っている、演奏も重く薄っぺらくないそれでいてリズム感がないと言うのでもないズッシリト構えハートに響くたくましい音を出す。
 ベースと言う楽器は余り表に出ないがジャズはどんな楽器でもアドリブのパートになると主役になるベースも然りである。
とにかくミンガスと言うベースメンかなり個性的でエネルギッシュな偉大な人だ、これもまたスゴイ。

それにしてもこの日だけで後は1回もこのメンバーの演奏はないとは残念だ…
あの曲をこの曲を聴きたかったと思うのはジャズファンの共通の思いなのではないかと…

この辺で酔いもさめてしまったペンを置く事にしよう。

こんな感じでブログの方も行こうかと思います。
よかったらお付き合い下さいw
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